『さようなら』の意味知ってますか?

「さようならの意味?」
言っている意味がわからない…。
お世辞にもキレイな文字とは言えない。
ただ、どことなく目を惹く文字…
そして、意味不明の質問に行く手を阻まれた。
思わず、その本を手に取ってしまう。
「さようなら」という言葉の意味???
「お別れの時に、伝える言葉」では???
そんなところではないのか…。
頭の中がチンプンカンプンになってきた。
前書きから読みすすめてみる。
英語の「good-bye」の言葉の由来が書いてあった。
全く予想のつかない答えに、驚く!!
この本は
高校生が感動した講演の講演録らしい…。
お堅い表紙とは裏腹に、とても読みやすい文章に釘付けになっている。
気がつくと
買う予定もなかった本を手に取り、レジに並んでいる自分がいた。
たった一言の質問にしてやられた。
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書き手:井手良平
1984年生まれ
長崎市出身 福岡大学経済学部卒
20歳まで本は全く読まなかった…。
『まず、人を喜ばせてみよう』清水克衛著(書店 読書のすすめ 店主)との偶然の出会いがきっかけで、本の魅力に引き込まれる。
大学卒業後、東京の会社に就職したものの、約2年後に退職し、書店 読書のすすめのスタッフとなる。
人呼んで「本のソムリエ」と言われる店主の元で学び、
毎日、全国各地から来店されるお客さんの接客をする中、本のソムリエの生き方を学ぶ。
その後、実家がある長崎へ帰省し、午前中は家業である蒲鉾屋を手伝いながら、午後は時々ではあるが、長崎市浜の町にある好文堂書店にて本のソムリエとして、お客さんへ本の紹介をしている。噂が噂を呼び、九州各地から来店されるお客さんも珍しくはない。
本の話は堅苦しい!というイメージとは裏腹に、緩くリアルなお客さんとのエピソード話や、ベストセラーではない素敵な本の話などが、面白い!と、学校や図書館、企業からも講演に呼ばれるようになる。