ゼロの歴史

こんにちは!ニャンダーです!
あなたは「ゼロ(0)」の概念がいつ生まれたか知ってる?
ゼロの歴史について書かれている、ダン・アリエリー『予想通りに不合理』から学ぶニャ!!
ゼロの歴史は長い。ゼロの概念を発明したのはバビロニア人だ。古代ギリシア人たちは、高尚な言葉でゼロについて議論した。(どうして何かが何もないことがありえるのか?)
古代インドのピンガラは、ゼロと数字の1を組み合わせて二進数をつくった。
マヤ人もローマ人も記数法にゼロを使っていた。
しかし、ゼロがほんとうに居場所を見つけたのは、西暦498年ごろ、インドの天文学者アリヤバータが、ある朝ベッドから起き上がって叫んだ時だ。
「スタナム・スタナム・ダシャ・グナム」
これは「値が十倍で位から位へ」とでも訳せるだろう。
この時十進法の位取り記数法の概念が生まれた。
あとはトントン拍子だ。
ゼロは、アラブ世界に広がって繁栄をきわめると、イベリア半島を通ってヨーロッパに達し、イタリア人に少し手を加えられた。
ゼロはやがて、大西洋を横断して新世界に伝わり、ついにはシリコンバレーと呼ばれる場所で(数字の1とともに)山ほどの仕事にありつくことになった。
当たり前に使っている「ゼロ」にも始まりがあったってことに、すごいビックリ!
「どうして何かが何もないことがありえるのか?」を最初に考えた人に会って、どうしてそれを思ったのかを聞いてみたいニャ〜♪
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ニャンダー
Wonder Note公式キャラクター。
本を乗り物にして世界中を駆け回り、勉強した内容をシェアすることを使命としている。
雲の上で本を読むことが大好き。コーヒーも大好き。