「儲」とは??

「儲」という字についてどんなイメージがありますか?
僕はこの文字を見ると「儲ける」や「儲かる」という言葉が浮かびます。
そして本なのかセミナーなのかで「儲ける」ことは信じる者=信者をたくさん作ることなんだという
話を聞いて以来、何かこの言葉を使うことにモヤモヤ感を感じていました。
信者=宗教と繋いでしまっていたんですね。
ちなみに僕は特定の宗教に属してはいませんが、世界中の宗教にとても興味があります。
その教義の起こりや拡がり方などを今も定期的に学ぶようにしています。
ただ、信者さんとなるとすごく苦手でした・・。
その宗教を信じることが「盲信」になっている人があまりにも多いからです。
これは著者のファンや講演・セミナー講師のファンにも言えるのですが
「これが絶対、他は間違っている」となっている人が多いですよね。
排他的な感覚がとても苦手です。
もちろん「儲ける」ことにはとても興味があります(笑)
自分の想いを実現させていくためにも、もっともっと「儲けたい」。
「儲けたい」のにその言葉にモヤモヤする・・
とてもこの矛盾が嫌でした。
ところが昨日、風呂に入っている時に急に概念が変わりました。
「儲かる」ということは「盲信」する人をつくるのではなく
会社を信じてくれる人
商品を信じてくれる人
スタッフが勧めるものを信じてくれる人
Wonder Noteの出す本を信じてくれる人
MARKS(福岡で経営しているカフェ)を信じてくれる人
僕の想いを信じてくれる人
をより多くつくるということなんだと気づきました。
諸先輩方からは当たり前だろと怒られそうですが、はじめてストンと頭だけでなく心に落ちたんです。
そして誰よりも自分がその「信じる」想いを強くもっていなければいけない。
そのためには、誠実なこと、素直なこと、愛されることなど
人としての、会社としての魅力をさらにさらに磨いていかなくてはいけません。
特にコロナウイルスの影響で資本主義や今までの働き方などの価値観が
大きく変容しようとしている今だからこそ魅力が武器となります。
先が見えづらい世の中を勝ち抜いていくために
多くの人に喜ばれ役に立てる自分とお店、会社になれるように
信じることを大切にしてきます。